育て方

玉ねぎの肥料と追肥のポイント米ぬかについてもご紹介!

玉ねぎの肥料と追肥のポイント米ぬかについてもご紹介!

玉ねぎは生のままでは独特な香り、辛みがあり煮物や炒め物さらにサラダなどでも人気のある食べ物になります。栄養素としては、カルシウム・鉄・リン・ミネラル・ビタミンB1、B2も多く含まれています。

一年を通して食卓にのぼる玉ねぎですが、その育て方はなかなか難しいものがあります。

ここでは失敗しない肥料や追肥のやり方を簡単に紹介します。

玉ねぎの肥料のやり方

キーポイントは、肥料の量と与える時期になります。これを間違えれば火を見るより明らかで答えは要りません。それ程に重要な意味があることを最初に頭に入れておきましょう。

玉ねぎの苗の植え付け(定植)の時にリン酸の成分が豊富な肥料を与えますと根の張り方がしっかりし丈夫な玉ねぎになります。以下にその時期と肥料の種類、中味をお話しします。

時期

玉ねぎの苗の植え付け時期は、毎年11月上旬から下旬にかけて行います。これは地植えを前提にしています。

用意するもの

苦土石灰(1㎡当たり100g)、堆肥(2~3㎏)、化学肥料(窒素・リン酸・カリウム=3:2:2の比率で100~120gをよく撹拌して使います。)を用意しておきます。

玉ねぎの追肥のやり方

玉ねぎの追肥のやり方

肥料は「元肥」と「追肥」に分かれますが、玉ねぎの栽培期間が長いために「元肥」を十分に与え地力を高めて置くことがポイントになります。

「追肥」は、全生育期間に3回は必要とされていますので注意してください。

追肥1回目

その3回の1回目の追肥は、植え付けた苗の根っ子を十分に張らすために植え付け後2週間で与えます。

追肥2回目

2回目は、根っ子が十分に張ったことを確認し地上部の成長を促進するために追肥を与えます。施しの時期は、1月中旬にします。

追肥3回目

3度目は、玉ねぎの白い皮の1枚1枚(鱗葉)が大きくなるために必要な栄養素を肥料として与えます。施しの時期は、2月中旬から3月の上旬にかけてするのがベストです。

追肥は、植え付け後の翌年3月を目度として切り上げる必要があります。過大の追肥により地中の窒素成分が増えてしまい鱗葉の成長が妨げられるからです。これは止め肥と言います。

これをすることにより、病虫害や玉ねぎの貯蔵腐敗を回避することができます。追肥のタイミングにより収穫への影響は避けられません。重要なファクターになることを肝に銘じておきましょう。

米ぬかでの追肥について

米ぬかでの追肥について

稲の束を脱穀し、その玄米を精米機で精米した時にでるものが「米ぬか」になります。ご存知の通り「米ぬか」は漬物や生活用品にも利用され重宝されています。

これを玉ねぎの肥料として使用する際の、メリットとデメリットについてお話しします。なお、肥料や追肥としての成分量は意外と少ないと言うことです。

米ぬかのメリット

追肥として米ぬかを利用するメリットは次になります。

  1. 栄養素が多く含まれるために、畑に常在する雑菌の餌になり増殖する。
  2. 有機物であるために、土壌が肥沃になる手助けをしてくれること。
  3. 肥料成分が少ないために過大に撒くことができること。
  4. 雑菌の繁殖が多く、下草などが分解され肥料の吸収効果の促進になること。
  5. 何と言っても格安の料金(ところにより無料があります。)で入手できる。

このようなうれしい利点が多くあります。化学肥料を一切使わない方には、この有機農法はありがたい存在になります。

米ぬかのデメリット

しかしながら良いことばかりではありません。デメリットもご紹介しましょう。

  1. 栄養豊富な米ぬかであるために、撒き方を誤れば害虫の住みかになること。
  2. 化学肥料と違いそのまま撒きますと効果の現れ方が遅くなること。
  3. 肥料の成分が少ないために効果が出ないこともあること。
  4. 米ぬかの栄養で腐敗が起こること。
  5. 定常的に使うには発酵させて使用することになること。

このように有機肥料の特有な性質がありデメリットを形成します。

米ぬかの使い方

では米ぬかの使い方を最後にお話しします。

畑に直に撒く方法と一度発酵(ボカシ肥料になります。)させてから撒く方法があります。やはり直に撒きますと害虫の格好の餌になりますので少なくして撒くことが重要になります。ボカシ肥料はその点はクリアでき大変便利な肥料になりますね。

おわりに

化学肥料は即効性や利便性に富んでいますが、食品分野での弊害も多く思案のものでもあります。そこに有機栽培農法が静かなブームを呼び起こしていますが強ち馬鹿にならない存在と言えます。

それぞれ一長一短はありますが「米ぬか」の栽培肥料に軍配が上がるのではないでしょうか。