お料理を美味しくしてくれる玉ねぎは薬味にも使われることが多いことでしょう。
特有の辛味成分を持つ玉ねぎ、いつでも美味しく頂くには、やはり玉ねぎの上手な保存方法を知っておくことが大切です。皆さんがお家で玉ねぎを保存する時にはどのように保存していますか。
今回は常備しておきたい玉ねぎの上手な保存方法として皮をむく前の玉ねぎと、皮をむいてからの保存の仕方の違いについてお教えしていきます。
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玉ねぎの旬
玉ねぎは20℃前後の、比較的暖かな気候の時に収穫される作物になります。その地方により玉ねぎの収穫される日は違ってきます。
北海道などでは、春に蒔き、秋に収穫、また温暖な地方では、秋に蒔き、春から初夏に収穫されるので、一年中食べられるようになています。
皮を剥く前の状態での保存方法

お家では、玉ねぎの皮を剥く前の保村方法をどうしていらっしゃいますか。冷蔵庫に入れる方や、常温がいいという方がいらしゃいますね。
皮を剥く前の玉ねぎは風通しの良い場所を選んでください。もう一つ直射日光などが当たらない暗い場所を好みます。
購入して間もない玉ねぎならば、冷暗所に保存することをおすすめします。その時に通気性のよい、スチールの編みかごなどを使用するいいです。籠の下には新聞紙など吸湿性の有るものを敷いてください。これで玉ねぎの汁などを綺麗に吸収してくれます。
皮のついた玉ねぎの保存
- 冷暗所に保存する
- スチールの編みかごに入れる
- 新聞紙を下に引く
皮をむいた後の状態での保存方法

次には、茶色の皮を剥いてからの玉ねぎの保存方法をお教えしてきましょう。
ハンバーグ用には、玉ねぎのみじん切りや、肉じゃが用には、くし切り、また玉ねぎをあめ色に炒めて保存したい場合などそれには玉ねぎをどのように調理するかの用途によって保存の仕方が少し違ってきます。
玉ねぎの保存方法。くし切りその他…
玉ねぎを、くし切りや薄切りや輪切りの食べやすい大きさに切ります。もちろん、使いかけの玉ねぎでも大丈夫です。
皮のない生のままの玉ねぎの、水気をよく拭き取っておきましょう。お皿に並べて水気を切るだけでも大丈夫です。玉ねぎに多く水気を残しておくことが、玉ねぎの痛みにつながってしまいます。しっかり水気を取りのぞいてくださいね。
ここで玉ねぎをラップに包んでいきます。それから密封容器や密封袋に入れて冷蔵庫に保存しておきます。保存した玉ねぎは2、3日で使い切ってください。
皮を剥いた玉ねぎの保存
- お好みの形に切る
- しっかり水気を取っておく
- 小分けにしてラップで包む
- 密封容器や密封袋に入れる
- 冷蔵庫で保存する
- 冷蔵庫保存のなので2.3日で使い切る
みじん切りにした玉ねぎの保存方法
次はみじん切りにした玉ねぎの保存方法になります。やはりみじん切りにした玉ねぎは痛みが早くなってしまいます。
玉ねぎを使いやすいように小分けにして、ラップで包んでください。それで密封容器や密封袋に入れて、冷凍庫で保存しましょう。
- 玉ねぎをみじん切りにする
- ラップで小分けにする
- 密封容器や密封袋入れて必ず冷凍庫で保存
玉ねぎを炒めてからの保存方法
玉ねぎをあめ色に炒めて常備しておくことで、ちょっとしたお料理の味が上がります。炒めた玉ねぎは生の玉ねぎより旨味が増しています。
ただ作るのに時間が掛かってしまうので、沢山作り置きして、冷凍保存しておくといいですね。カレーやオニオンスープをすく作ることができます。
- みじん切りにした玉ねぎをあめ色になるまで炒める
- ラップで包んで小分けにする
- 密封容器や密封袋入れて必ず冷凍庫で保存
おわりに
今回は玉ねぎの保存方法!皮をむく前・むいた後についてをご紹介しました。
体の健康にもまたお料理にも万能な玉ねぎを、上手に保存しておくと、いつでも美味しいお料理に役立てることが可能になります。
同じ玉ねぎでも、皮を剥いた状態や、玉ねぎの切り方によって保存方法は異なります。できるだけ、そのままの玉ねぎの美味しさを残して保存しておきましょう。