玉ねぎは、カレーやシチューには欠かせない食材です。たくさん入れることによって甘みが増して、カレーやシチューの味が深くなります。
また、玉ねぎの切り方によっては味が変わることも有名な話ですが、実際シチューに合う玉ねぎの切り方ってどんな方法なんでしょうか?
玉ねぎの種類によっても変わるのかもあわせてご紹介します!
シチューでの玉ねぎの切り方のポイントや注意点

シチューを作る時のポイントは、やはり玉ねぎ特有の辛みをなくしつつ、形が残っていることが理想です。
ただ、煮込み料理になるので、あんまり小さくしたりみじん切りというのは向いていません。
逆にごろごろした玉ねぎを入れてしまうと、食べにくいです。
くし切り
おすすめの玉ねぎの切り方は、くし型切りです。
玉ねぎ本来の食感は残しつつ、煮崩れしたり溶けることがないので、シチューのような煮込み料理でよく使用される切り方だと言えます。
方法はとても簡単で、玉ねぎの皮をむいて、縦半分に切ります。へたの部分に包丁を入れて切り落とした後、切り口の中央から繊維に沿って等分して切ると完成です。
誰でもすぐに覚えられるので、是非試してください。
薄切り
また、薄切りも案外おすすめで煮物やスープを作る時によく使用される切り方です。煮込み料理に適しているので、シチューにも代用できます。
方法は、玉ねぎを縦半分に切って、根元を包丁で切り込みを入れて芯を取り除き、繊維に沿って薄く切るだけです。
ポイントは食感を残したいのであれば繊維に沿ってきること、味を残したいのであれば繊維を断ち切るように切ってください。ただ、シチューの場合は繊維に沿って切る方がおすすめですよ。
角切り
お子さんがいる家庭であれば、角切りも食べやすくておすすめです。
切り方は、玉ねぎを繊維に沿って縦半分にして、玉ねぎの切り口を下にして、垂直に切り込みを入れてください。
次に玉ねぎの向きを90度回転させて、水平に切り込みを入れます。この時、細かく切り込みを入れるとみじん切りになってしまうので、大きめに3ヶ所程度の切り込みを意識してください。
大きめのサイコロのような玉ねぎができたら完成です!
シチューのように煮込む料理に使うと、玉ねぎもしっかり残っていますし、お子さんでもスプーンですくいやすいのでおすすめです。
シチューの種類による玉ねぎの切り方

多くの人が知っているシチューの種類と言えば、ビーフシチューとクリームシチューだと思います。
それぞれ、同じ玉ねぎの切り方でOKなんでしょ?と思うかもしれませんが、実はちょっと変えることによって格段に食べやすくなるんです!
ビーフシチュー
まず、ビーフシチューですが基本的にお肉がメインになるので、野菜はほとんど入りません。玉ねぎと人参くらいです。
ただ、人によってはじゃがいもを入れる場合もあります。
ビーフシチューの場合は、玉ねぎがあまり強調されるのは良くないので、薄切りもしくはちょっと小さめのくし型切りがおすすめです。
あくまで、お肉をメインとして引き立たせることが大事なので、食感は残しつつ主張しないような切り方がポイントだと言えます。
クリームシチュー
逆にクリームシチューの場合は、ちょっと大きめに切っても問題はありません。クリームシチューは野菜中心に作ってもおいしいので、大きめのくし型切りや角切りも相性が良いです。
もちろん、薄切りの玉ねぎもおいしく作ることができるので、いろいろな切り方を試してみてください。
おわりに
シチューに合った玉ねぎの切り方をご紹介しました!
切り方によって、おいしくなったり、いまいちな味にもなるので、料理と相性の良い切り方を覚えておきましょう。また、シチューの種類によっても切り方を変えるとよりおいしくシチューを楽しむことができます。
くし型切り、薄切り、角切りの3種類がシチューにおすすめの切り方ですよ!