辛味取り

水で玉ねぎの辛味を取る方法

水で玉ねぎの辛味を取る方法

体によくて生でも食べることができる玉ねぎですが、辛すぎてそのままだと食べられないことってありますよね。

だけど、生の玉ねぎを使った料理はサラダやマリネなど辛味を取り除くとさらにおいしく作れる料理がたくさんあります。

そこで今回は、水だけで玉ねぎの辛味を取る方法をご紹介をしていきたいと思います。

玉ねぎの辛味を水で取る方法

玉ねぎの辛さは、玉ねぎに含まれる「アリシン」という硫化アリルの一種である成分が原因です。硫化アリルの効果として有名なものは、血液をさらさらにしてくれるため動脈硬化予防になることです。その他にも、ビタミンB1の吸収と活性化を促す作用や消化液の分泌を助けてくれる効果などもあります。

この玉ねぎの辛味成分である硫化アリルは、水溶性なので水にさらすとどんどん玉ねぎから水に抜け出していきます。大きめのボウルにたっぷりの水を入れたら、切った玉ねぎを入れます。5分ほど漬けたままにしたら、取り出して水気を切りましょう。これだけで、辛味が弱くなるはずですよ。

その他にもスライスした玉ねぎは、20回くらい流水でもみ洗いするだけでも辛味が抜けることがあるそうです。

水で辛味を取るメリット

水で辛味を取るメリット

先ほどお伝えしたように、硫化アリルは水溶性です。そのため、水にさらさなくても加熱したりすることでも辛味が抜けていきます。

しかし、生の玉ねぎのシャキシャキ感を味わいたいときもありますよね?そんなときには、水にさらして辛味を取るのがよいと思います。

辛味は抜けてくれるし、シャキシャキ感は残ってるし。形を残したいときも、この方法が簡単と言えるでしょう。

水で辛味を取るデメリット

水で辛味を取るデメリット

これまで水で辛味を取る方法をご紹介してきました。しかし、実はこの方法は簡単なのでが、おすすめしづらい理由があるのです。

それは、水にさらすことで栄養成分が水に流れ出てしまうことです。

先ほどご紹介したように辛味成分である硫化アリルは水溶性です。ですが、玉ねぎに含まれるビタミンB群やカリウムといったほかの大切な栄養成分たちも水溶性なのです。

切った玉ねぎを長時間水にさらすことでこれらの栄養成分たちも水の中に流れ出てしまい、栄養素が少なくなった玉ねぎを食すことになってしまうのです。そのため、どうしても水にさらして辛味を弱くしてシャキシャキ感を出したい!という時には短時間で水切りをすることをおすすめします。

また、アリシンは揮発性の高い成分であることも知られているため、水にさらす前に空気にさらしておくこともよいのだそうです。空気に触れさせるように切った玉ねぎをバラバラにして5分ほど放置しておいてから水にさらすことで、水につける時間を短縮することができます。

切り方を工夫することでも、辛味を抑えることができるそうです。玉ねぎの繊維と垂直の方向に切ると、繊維が断ち切られて空気に触れる面積が多くなります。空気に触れる面が増えることで揮発しやすくなり、辛味の成分であるアリシンが抜けやすくなります。

水でさらすデメリットを考慮するのであれば、繊維と垂直方向に切り、空気に触れやすいようにバラバラにして5分程度放置し、その後水で数分さらすのが最も効果が高い方法と言えると思います。水でさらしながら辛味具合を確認し、よいところで水気を取ってあげると水にさらす時間を少しでも短くできるかもしれませんね。

終わりに

水溶性の栄養素が豊富な玉ねぎは、水にさらさずに食べるのが最も栄養を効果的に摂取できる食べ方と言えます。

しかし、それでも辛味が気になって生を食べられないという人も多いことと思います。

そんな場合は、今回ご紹介した方法をぜひ試してみてくださいね。