栄養・効果

玉ねぎを食べると体臭がする?加熱すると変わる?玉ねぎに含まれる原因を解説!

玉ねぎを食べると体臭がする?加熱すると変わる?玉ねぎに含まれる原因を解説!

どんな料理にでも合う万能食材であり、近年健康に良い食材としても人気のある玉ねぎ。しかしずっと食べ続けていると、何となく体臭が玉ねぎ臭くなった気がする・・という経験はありませんか?

いくら健康に良くても、体臭に現れるようであれば外出の際などに気を使いますよね。ここでは玉ねぎを食べるとどうして体臭に変化が生じるのか。また、それを防ぐためにはどうすれば良いかをご紹介したいと思います。

玉ねぎの体臭への影響

玉ねぎの体臭への影響

近年テレビなどでも取り上げられているように、玉ねぎには血液をサラサラにする効果があります。それにより動脈硬化や血圧の上昇を防いでくれているのですが、その効果の源となるのが「硫化アリル」という物質です。

消化液の分泌を促し、食欲を増進させる、コレステロールや糖質の上昇を抑えるなどの優れた働きも併せ持つ硫化アリルですが、腸内の働きを活発化させますのでガスが溜まりやすく、また臭いも強くなります。

腸内に溜まったガスはある程度体内からおならとして排出されますが、体内に残り、血液に溶け込んだ硫化アリルは汗などの体液と一緒に体外へと分泌されるため、それが玉ねぎ臭い体臭の元となるのです。

生と加熱の栄養の違い

玉ねぎの生と加熱の栄養の違い

では生食するのと、加熱して食べるのでは玉ねぎの栄養に違いはあるのでしょうか?炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなど一般的に五大栄養素として知られている成分は、玉ねぎにはあまり多く含まれていません。その分先ほどお話ししたような、体臭の元ともなる「硫化アリル」などの玉ねぎ特有の成分が注目されるわけですが、硫化アリルには

「水溶性のため、水に長時間さらしていると失われてしまう」

「加熱すると別の物質に変化するため、硫化アリル自体は失われてしまう」

という大きな二つの特徴があります。

そのため、体臭への影響が気になるようであれば、生で食べる際には水にさらす、もしくは加熱する事によって臭いの成分を取り除くといった方法が有効になります。玉ねぎを食べてから臭いへと変化するのは一般的に約16時間後からと言われていますが、その体臭が取れるまでに2~3週間かかるとも言われていますので調理の際には気を付けてみて下さい。

おすすめの食べ方

ここまで硫化アリルの効能と体臭への影響、そしてその緩和方法についてお話ししましたが、硫化アリルの効能を全て失ってしまうのはもったいないですよね。そこで体に良い働きを沢山持っている硫化アリルを上手に摂取するためのおすすめの食べ方を幾つかご紹介したいと思います。

おすすめの食べ方
  1. サラダなどで食べる場合は水さらしする時間を10分程度に留める、もしくは水にさらさず塩もみするようにする
  2. 水さらしを十分に行う場合は玉ねぎを漬けていた水に硫化アリルが溶けだしているため、それらをまとめて摂取できるスープ料理が最適
  3. 加熱調理を行う場合は、玉ねぎを切ってから30分程度時間をおいてから調理を行うのが望ましい(硫化アリルには時間を置くと効能が強まり、成分的にも熱に耐性が付くと言われているためです)。
  4. 硫化アリルには体の新陳代謝を活発にし、疲労回復に効果のあるビタミンB1の吸収を促進させる効果があるため、ビタミンB1を多く含む豚肉と一緒に調理すると良い。新陳代謝が良くなることによって免疫力が高まり、風邪等の予防にも効果があります。

いかがだったでしょうか?摂り過ぎると体臭が玉ねぎ臭くなる原因ともなる硫化アリルですが、今回ご紹介したような方法を活用すれば体臭への影響を抑えつつ体に良い効能を上手に取り入れる事ができます

1日1個程度の摂取であれば体臭への影響はないとも言われていますので、是非参考にして頂ければと思います。